最高のトビがどうしてもほしいんだあぁ、と試行錯誤した結果、ようやくぼくが発見したのは、いわゆる隠蔽工作である。そうFBIが得意とするあの隠蔽だ。
すなわち、大き目な白いシーツを贅沢に購入して、部屋の家具という家具を全て隠蔽し、壁という壁を全て隠蔽し、床という床を全て隠蔽するのである。
スピーカーも隠蔽。政府が宇宙人の遺体を完全に秘密保持のために隠すのと同じように、完全に白いシーツで隠蔽するのである。電気も傘とかを隠して光源を遮らない程度に隠蔽する。
そして好きなブラックライトをつけてみよう。なんと部屋が一面、光る(蛍光塗料が塗ってあるヤスモノシーツ程ね)。または一面紫だ。
これを非日常と言わずしてなんと言おう。そこはシーツのテンプルという神聖な場所に変貌する。
踊ろうが、じっと座っていようが、いつもとは完全に違うトビになるのである。また空調で空気が流れていれば、時折揺れるシーツがオーロラに見えるんだからすごいよね。